
僕がドイツのミュンヘンに留学してすぐに「この街大好き!」となった世界中で知れ渡っているビールのお祭り。
クラスメイトと行った時のことを思い出してビールを飲まない人でも楽しめる部分を伝えていきます。
Oktoberfest オクトーバーフェスト とは
ドイツのバイエルン州の州都ミュンヘンで開催される世界最大規模の祭りである。
1810年以来ミュンヘン市内中心部のテレージエンヴィーゼ(Theresienwiese テレーゼの緑地という意)と呼ばれる広大な場所で9月半ばから10月上旬に開催され、毎年約600万人が訪れている。
施設の概要
開催期間:10月の第1日曜日を最終日とする16日間。
第1日曜日が1日か2日の場合、祝日であるドイツ統一の日の3日まで開催
注意!毎年開催日程が変わります。
入場料:無料
交通アクセス
最寄駅:Uバーン(地下鉄)U4またはU5のTheresienwieseテレージエンウィーゼ駅
- 地下鉄U3/U6のGoetheplatz
- U3/U6のPoccistraße
- U4/U5のSchwanthalerhöhe
以上の3駅も歩いて5分程で行けます。
一番会場に近くてわかりやすいのはTheresienwieseテレージエンウィーゼ駅がです。
バスもトラム(路面電車)でも行けますが、僕自身実際にオクトーバーフェストの行きの時に使ったことがないです。
帰りはふわふわ散歩がてら別の駅を使うとちょうどいい。
移動遊園地

家族連れの旅行でも楽しめる移動遊園地があります。
会場に遊園地が入っているので、入場料は無料。
アトラクションに乗る時にお金を支払います。
観覧車やメリーゴーラウンド、お化け屋敷もありますが、ミニカー・オリンピックコースター・海賊船などのスピードが出て怖い乗り物も多いです。
観覧車の回るスピードが日本よりもめちゃくちゃ早い。
中でロマンチック時間とか過ごしにくそうな感じなので、友達同士や家族で乗った方がいいんじゃないでしょうか。
実際に乗ったアトラクション
オリンピックコースター

オリンピックコースターは、言わずもがな、5回転します。
これだけは、100%ビールを飲む前に乗ってくださいね。
大変なことになるぞ。
1回転目で怖くてもすぐに2回目、3回目が来て、5回転するまで終われない悪魔の乗り物。
お化け屋敷
カートに乗って進むタイプで、怖ければ目をつむっていても出られます。
言葉が全てわかるわけではないので日本のお化け屋敷より怖さは劣ります。
ゴースト(幽霊)よりモンスター(化け物)感強いもん。
回転ブランコ
自分の足の長さにがっかりする乗り物だったよ…
みんな背が高くて足が長いって、トイレで座る時とかも実感する座る位置の高さ。
普通に楽しかったですけどね。
スカイフォール
一番楽しかったのは、これ。
僕が乗った時のアナウンスがすごく煽ってくれて超良かったです。
最初、ちょこっとだけ落とされた時
「オイオイ、お前ら騙されんなよー、これからだぜー」
「これくらいでビビってんじゃねーのか?」とか言われたり、下まで落ちても
「これで終わりと思うなよ、もう一回行くぜ」
ともう一度てっぺんまで上げられました。
これを聞いて「また来たい!」と思いました。
お菓子

Lebkuchenherz ハート形のジンジャーブレッド
お土産にもネックレスにもなるお菓子。
アイシングで「Ich mag di (「私はあなたのことが好き」より「好っきやねん」みたいなニュアンス」など文字が書かれています。
Lebkuchen自体は種類が多く、オクトーバーフェストやクリスマスマーケットで売っているのは固めのタイプでハート形が主流。
一応kuchenなのでケーキの部類には入りますがクッキーのが食感が近いです。
Baumkuchen バームクーヘン
年輪のような見た目からもわかるよう、バームクーヘンはドイツ語で
Baum(木)+Kuchen(ケーキ)
みんなご存知バームクーヘンの本場国なのですが、東ドイツのお菓子なので西ドイツではあまり知られていません。
日本のように誰でも知っててどこでも食べれるものでもない。
実際、僕のホストマザーもお向かいに住んでるおばあちゃんも存在を知りませんでした。
こういったお祭りの時やクリスマスマーケットで出てたらラッキーレベルです。
僕がドイツで初めてバームクーヘンを見たのはドイツ統一記念の祝日の屋台で見ました。
これが統一したってことなのか。
西と東が分かれていた歴史があるからこそ ミュンヘンでも食べられるんだ…とちょっとしみじみしました。
クレープ屋
え?クレープってフランスのお菓子だろ?
と思ってる方。そうです。
でもバームクーヘンよりも全然有名なんです。
日本のものより中の具材はシンプル。
砂糖とバターだけとか。
チョコバナナ生クリームアイスクリーム乗せのような盛ったメニューはない。
他のヨーロッパの国でもクレープ屋見たことあるけどいたってシンプル。
あとドイツのスーパーで売ってる生クリームってあまり甘くないです。
たぶんチョコトッピングはNutellaナテラとか使ってるだろうからけっこう甘いぞ。
ドライフルーツ・ナッツ屋
日本にもある金魚すくいとか焼きそばの屋台の中に紛れてドライフルーツとかナッツ売ってる屋台。
ああいう高齢感が高い感じではなく、意識高い系みたいな若い人も行きそうなナッツ屋さん。
ドイツはオーガニック食品とか化粧品とか服とかリサイクルとかそういうの多いから、どんな年齢の人も買いやすいナッツ屋。
今回はこの辺で。
またパレードやビールについても書いていきますね。
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