こんばんは、アイルランドの元留学生です。
ドイツに約1年、アイルランドに約8ヶ月ほどいました。
アイルランドの英語は長い間イギリス領だったので、イギリス英語です。
僕が実際にアイルランドで体験した「イギリス英語(アイルランド)とアメリカ英語の違い」な話。
アイルランドに留学した最初のステイ先は、
アイルランド人で英語の先生をしている友人の彼氏C君
アメリカ人で英語の先生をしている友人Nさん
とのシェアハウスという奇跡のような恵まれた環境でした。
週末には彼らの友人が来てホームパーティをしたり(もちろんほぼネイティブ)、もちろんみんなが話してる会話に…
入れるはずねえだろ。
1対1とかせめて自分を除いた2人とかなら会話はわかるんですが雑談は難しいのですよ。
C君とNさんが話してることなら、英語の先生だから無意識にある程度加減をして話してくれているので、普段いろんな話をしてもわからないことが少ないんです。
でも、英語の先生をしていない普通の人は何が難しい文章や単語かもわからない+ホームパーティー中飲むので余計難易度が上がるんです…
僕の楽しいことがあったよというエピソードを見て、読んでくれた方の学習のモチベーションが上がればいいなと思います。
ep.1 ネイティブアメリカ人英語教師でもわからない
上記のようなアイルランド人とアメリカ人の英語の先生とのシェア暮らしで外国人登録や銀行、働いた場合の税金の手続きなど書類の記入を手伝ってもらっていました。
銀行の書類を見せてNさんに質問をすると
「えー…これどういう意味かわからんから(アイルランド人の)C君に聞くわ」
と言って英語の意味を英語で聞くと行ったことがありました。
その時だけでなく、一緒に暮らしていると(アメリカ人の)Nさんがアイルランドで使っている英語の意味がわからなくて、C君や他のアイルランド人に聞くということが度々ありました。
(アメリカ人の)Nさんも英語の先生をしているのですが、
「やっぱりイギリス英語とアメリカ英語って違うんだ!
わからない単語の意味を聞くことは全然恥ずかしいことじゃないんだ!」
ということを体感出来て良かったです。
ep.2 ハリウッドの映画字幕
(アメリカ人の)Nさんと(アイルランド人の)C君とその友人で、ハリウッドの映画を見に行こうかと言っていた時に聞いたのですが、アイルランドの映画館でアメリカの映画が字幕付きで上映されるそうです。
僕は映画が苦手なので実際に見に行ったことはないのですが…
時制の使い方とか単語の意味が微妙に違うので話がわからなかったりするから、という理由です。
ep.3 アメリカ人とアイルランド人の文通
Nさんの友人でアメリカ人とアイルランド人が結婚して、お互いの両親が会った後、お母さん同士が仲良くなったものの、お互いの英語がわからないから電話やスカイプではなく文通してるそうです。
それでもあんまり内容がわからないと言っているそうです。
ep.4 ゲール語と英語
アイルランド独自の英語もあります。
アイルランドの公用語はゲール語と英語。
C君や語学学校の先生に聞くと、ゲール語を話せる人も少ないし、学校で習っても使う機会がないから忘れていくそうですが、日常会話に残っている単語もあるのです。
Crack(クラック)
普通ならひび、割れ目などの意味ですが、
アイルランドではCraicというつづりで同じ発音の単語があり、news, gossip, fun, entertainmentなどの意味があります。
“What’s the craic?”は結構言われるのでアイルランド留学を考えている人は要チェックですよ。
(“How are you?” や “What’s happening?”の意味)
Sláinte スロンチャ(乾杯!の意味)もかなり使います。
ep.5 APH(ヘタリア)と英語
ヘタリアの『イギリスさんとアメリカさんの英語の違い』という2次創作の動画をYouTubeでアメリカ人のNさんと見ていたら
「rubber(イギリス英語では消しゴム)のネタめっちゃわかるwwwこれ生徒が言うと毎回笑いをこらえてる」
と爆笑してました。
その動画探したけど見当たらない…
いつも僕が語学をがんばるモチベーションの「漫画の話を他の言語で話したい。漫画みたいなことを体験したい。」が出来た良き体験です。
エピソード1〜3の体験で、僕が英語を完璧に出来なくても当然だし、もっとガンガン話してる相手に聞いていこう、わからないことは恥ずかしいことではないな、と思えました。
これを読んで皆さんもわからないことはどんどん聞ける勇気を受け取ってもらえたら嬉しいです。
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