ひとりぼっちでも楽しいオクトーバーフェストのパレード【留学体験談】

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石川雅之先生の漫画「もやしもん」でも出てきたオクトーバーフェストのパレード。
たくさんのブルワリー(ビール醸造所)が集まって、音楽隊を引き連れて、民族衣装と馬車でまさに海外来たと思える、ビールを一緒に飲む相手がいないボッチでも楽しめる素敵な催し。

もやしもん8巻がオクトーバーフェストについてのアレコレが楽しくウンチク学べます。
現実の日本のビールメーカーとのコラボが読みどころ。
ぜひ一度読んでみてください。

留学時代にパレードの1日目・2日目の両日見てきた時の様子をシェアします。

公式サイト:https://www.oktoberfest.de/en

目次

民族衣装はどんなの?

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留学当時のHUGO BOSSのウィンドウです。

女性:Dirndl ディアンドル
男性:Lederhose ライダーホーゼ(肩紐付きの皮製の半ズボン)
ライダーホーゼ+ギンガムチェックのシャツをトップスに着てます。

老若男女関わらず、観光客も地元の人も、ほとんどこの民族衣装を着てオクトーバーフェスト会場に来ています。
本当に子供も若者も老人も着てます。
お向かいに住んでいた前頭白髪のおばあちゃんもディアンドルを着ていました。最高に可愛かった。

女の人の衣装はデコルテと編み上げたウエストのあたりとエプロンがすごいカワイイです。
トナカイ柄の小さいバッグとか持ってる人が多い印象。
男の人は、ムキムキでも、おじいちゃんでも、いかつくてもあの短パンなのがカワイイ。
女性バージョンのライダーホーゼも着てる人もいます。

もし、購入を考えているのであれば半袖とかシャツ1枚だけだと気温が思ってる以上に低いのでお気をつけ下さい。
オクトーバーフェスト以外の時期でもバイエルン州だとちょっとしたパーティとかで着てる人もいてるし、カフェやレストランの定員さんは制服代わりに着ている人も多い印象です。

パレード(Parade)の様子

パレード1日目はあいにくの雨でしたが、パレード中は小雨でなんとか運良く最後まで見れました。

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パレードが終了した12時頃から本格的に雨が降ってきて、一人でパレード見に行っていたこともあり、オクトーバーフェスト会場で食べることも飲むこともままならなかったので、諦めて帰りました。

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パレード2日目はばっちりいい天気で、見るポジションもなかなかよかったです。
ドイツ国内の他の地域からも観光に来る人が多いこのお祭り、見るポジションは大事ですよ!
ドイツ人はみんな背が高いので場所が悪いと何も見えないから注意してください。
日本人の平均身長と比べて男女ともに+10cm位なので小人気分。

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ヨーロッパのお祭りといえば馬!
馬と馬車もたくさん。

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鼓笛隊もいっぱい。
もやしもんにも出てくるミュンヒナー・キンドル(Münchner Kindl)に扮した黒いフード付きマントを着た女性は二日とも見れませんでした。

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あと、スリなどの犯罪も増えるので警察もたくさんいてます。
ドイツ警察の制服もかっこいいからそれもチェックしてくれ。
配色やデザインなど超かっこいいよ!(顔がすげー怖い人多いけど…)
そこも含めてドイツっぽくていいと思ってます。
スペインとかイタリアのお祭りも行ったことがあり、その時もやっぱり警察多いんですが、警備じゃなくておしゃべり楽しんでる人が多くてコスプレなのかなと疑ってしまう感じ。

1日目の会場最寄駅(Theresienwiese駅)にて

パレードが終わってすぐにオクトーバーフェスト会場へ。
Uバーン(地下鉄)で会場最寄駅に着いたら、もちろん駅のホームが日本の花火大会の日位混んでるんですよ。
なかなか地上まで出れないなーと思っていたら、
「この駅は只今大変混雑しております。ご注意ください」
とふつうに駅員さんのアナウンスが流れてたんですが、急に

駅員:「皆様本日はオクトーバーフェスト会場のテレジエーゼンウィーゼ駅にご来場ありがとうございます。
みんなーー!今日はしこたま飲みに来たんだろーーー?」
ホームにいてる人達: !!!! ????
「Jaaa!!!(Jaはドイツ語のYesの意味)」
駅員:「パレードは楽しんだかーーー?」
ホームにいてる人達「Jaaaa!!!」
駅員:「俺も仕事終わりにもちろんココ(会場)で飲むぜーーーー!」
ホームにいてる人達「Jaaaaaa!!!」
駅員:「飲んで、食って、飲んで、みんなViel Spaß!(しっかり楽しめよ)ーーー!」
ホームにいてる人達全員「Jaaaaaaaaaaa!!!」

駅員さんの粋すぎるアナウンスで自分を含めた駅のホームの人の心がすっかりライブ会場。
一番最初の投げかけでちょっとびっくりしてキョロキョロしてる人もたくさんいたし、大きな声で返事してる人もいてたけど、最後の一言の後の「Ja」はまさしく全てのホームにいる人が叫んでいました。
面白すぎて駅のホームが沸いたことなんて人生で初めてでした。
翌日学校で誰に聞いてもこのアナウンス聞いた人いなかったんですよね。
すごいラッキーでした。

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